LINE公式アカウントでは自分で自由にクーポンを作成し、配信することができます。
割引・無料・プレゼント・・・など様々な種類のクーポンが約3分という短い時間でサクッと作ることができちゃいます!
この記事では、LINE公式アカウントのクーポンの詳細と、実際の画面をみながらスマホを使ったクーポン作成方法について解説していきます!
ぜひあなたも、これを読みながら一緒にクーポンを作ってみてくださいね!
目次
LINE公式アカウントのクーポンとは?
クーポンを自由に作成・使える!
LINE公式アカウントのクーポン機能では、完全オリジナルのクーポンを1から作成することができます。
有効期限やクーポンの種類、利用条件(抽選も含む)まで非常に細かく設定できるため、時と場合に合わせて集客に最も効果的なクーポンを作成・配信することが可能です。
例えばこの例のように「平日18:00まで」とクーポンの利用時間を細かく設定したり、「雨の日限定」や「女性限定」のように利用条件を限定することで、よりピンポイントかつ効果的に集客を促すことができ、あなたのお店やサービスにとって本当に必要なクーポンが作れてしまう画期的な機能です。
クーポン機能のメリット
1.高い集客効果
今やLINEはSNSの中でも圧倒的なシェアを誇っており、2020年時点日本国内だけでも8,600万人ものユーザー数を抱えています。これは日本人口の2/3を超える数字で、LINEの影響力というものが凄まじいものであることは疑いようがないでしょう。
このアンケートはおよそ2000人のLINEユーザーを対象に行われたアンケートで、お店や企業のLINE公式アカウントを友だち追加して具体的にどういった行動を起こしたかについて調査されたものです。
注目したいのは約4割ものユーザーがクーポンを実際に利用しているということです。
例えばあなたのLINE公式アカウントの友だちが1,000人いたとすると、そのうちの400人はあなたが作成・配信したクーポンを利用するため店舗に訪れてくれるようになるわけです。
無料で作ることができるのに、驚くほどの集客効果を発揮することが最大のメリットだと言えます。
顧客の定着につながる
継続的な集客・宣伝効果を発揮するためには、友だち追加数を増やすことも大事ですが、増やした友だちをいかに維持するかという考え方も非常に大事になってきます。
クーポンを定期的に配信することで、ユーザーに「このアカウントと友だちでいると、たくさん特典が受けられる」と思わせることができれば、顧客の定着にも繋がります。
費用はかかる?デメリットは?
LINE公式アカウントは、無料のフリープランを使っていれば基本使用料などは一切かかりません。
これはクーポン機能も同じで、「たくさん作ったから追加費用がかかる」ということはありませんのでご安心ください。
ただ、作ったクーポンを配信する際には主に「メッセージ」が使われるため、フリープランのメッセージ上限数を超える場合には有料プランへの切り替えが必要になってきますので注意しましょう。
その他特にデメリットとして考えられることはありませんが、計画的に利用することをお勧めします!
実際にクーポンを作ってみよう!
ではここから実際に作成する手順について詳しく解説していきます。
まずLINE公式アカウントのスマホアプリから、line business account manager にログインします。
この画面から「クーポン」をタップし、管理画面に移ります。
するとこのような画面が表示されますので、ここで詳細設定を行なっていきます。
設定できる項目は以下の10の項目になります。
- クーポンの名称
- 有効期間
- タイムゾーン
- 写真・画像の添付
- 利用ガイド
- 抽選の有無
- 公開範囲
- 使用可能回数
- クーポンコード
- クーポンタイプ
ではそれぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
クーポンの名称
これは文字通りクーポンにつける名前になります。
文字数制限はありますが、どのような名前をつけるかはあなたの自由です。
お客様が思わず開いてみたくなるようなキャッチーなフレーズを意識します。
「◯◯限定!」のように対象や期間を限定するような名前をつけておけば、集客効果もより高まることでしょう。
有効期間
クーポンを利用できる期間を設定することができます。
日にちだけでなく時間まで詳細に設定できます。
クーポンの種類や目的によって様々ですが、いつでも使えるクーポンよりもあえて有効期間を短く設定することで、ユーザー心理を刺激しより確実な集客効果が見込めるでしょう。
タイムゾーン
有効期間について、基準となるタイムゾーンを設定できます。
基本的に国内向けに発信される方が多いと思いますので、特に変更の必要はないかと思います。
写真・画像の添付
ここではクーポンの顔とも言える画像を設定することができます。
文字だけでは伝えきれない魅力を画像によって伝えることで、よりお客様の購買意欲・来店意欲を刺激することができます。
飲食店であれば美味しそうなメニューの写真を添付したり、単純にクーポンの内容が一眼でわかるような画像を添付してみるのもいいですね!
利用ガイド
お客様がクーポンを実際に利用する際の注意事項を設定できます。
せっかく来店してくれたお客様とのトラブルの原因にならないよう、よく考えて設定することをお勧めします。
抽選の有無
クーポンを抽選形式に変更することができます。
例えばこのように、確率を50%とすることで、お客様がクーポンを確認すると自動的に抽選が行われ、50%の確率で当選させることができるという仕組みです。
確率は0~100まで1%単位で細かく設定でき、当選者の上限も設定できるため、意図しない数利用されるといったことを防ぐこともできます。
ゲーム性を追加することでユーザーの興味を惹きつけることにも繋がる可能性もあるので、積極的に利用してみたいですね!
公開範囲
クーポン情報の公開範囲を「全体公開」「友だち公開」の2つから選択できます。
「全体公開」を選択すると、アクセス用のURLが発行されるので、他メディアを通じて誰にでもアプローチすることができます。
「友だち公開」を選択すると、公式アカウントを友だち追加しているお客様にのみクーポンが配信可能になり、URLは発行されません。新規ユーザーの獲得ではなく既存のお客様に対する還元的な意味合いを持つものについては、こちらの設定をお勧めします。
使用可能回数
使用可能回数を指定できます。
種類・目的に応じて設定していきましょう。
クーポンコード
英数字を使って独自のクーポンコードを設定できます。
お客様にとっては特にあってもなくても変わらないものですが、店舗のレジ等でクーポン処理の必要がある場合に非常に役立ちます。
例えばあらかじめ店舗のレジにそれぞれのクーポンコードに合わせた処理番号を設定しておきます。
お客様がクーポンを提示してきた際には、そこに書かれたコードを見てレジ入力することで処理にかかる時間を短縮することができます。
ご自分でレジの設定を調整できる環境の方には、ぜひ活用してもらいたい機能です。
クーポンタイプ
クーポンの内容をカテゴリーに分類できます。
それぞれのタイプに色が設定されていれるため、お客様が視覚的にその種類を判断しやすくなります。
例えば「無料」タイプを設定して作成した場合はこのように表示されます。
このように色付けされてより目立つように表示されるようです。
複数のクーポンを配信する際には、お客様が区別しやすいよう設定してあげたほうが良いかもしれませんね!
これらの項目を全て設定し終えたら、ページ最下部の「保存」ボタンのタップ!
このような画面が表示されます。
こちらのメニューから、作成したクーポンをお客様に配信することができます。※公開範囲を「全体公開」に設定しています。
クーポンを配信してみよう!
通常のメッセージ配信
最も基本的な配信方法は「メッセージ」です。
メッセージでは、1度で画像や文章など3つまでのコンテンツをまとめて配信することができます。
ちなみにメッセージでクーポンを受信したお客様のトーク画面ではこのように表示されますので参考にしてください。
友だち追加あいさつ配信
LINE公式アカウントでは、ユーザーがアカウントを友だち追加した際に「あいさつメッセージ」を自動的に返信するよう設定できます。
あいさつメッセージにはもちろんクーポンを添付することもでき、友だち追加してくれた直後という最も反応率が高いタイミングを活用することで、その後の利用に繋げやすくなります。
アンケートのお礼
LINE公式アカウントには「リサーチ」と呼ばれる機能があり、このリサーチ機能を使えば友だち追加してくれているユーザーに対し様々なテーマでアンケートを実施することができます。
何もなければアンケートに答えようとするユーザーも少ないかもしれませんが、お礼としてクーポンを配るよう設定することでアンケートの解答率も上がり同時に集客もできるという、まさに一石二鳥な状態を作ることもできます!
また、「クーポンの特典について」などのアンケートを実施することで、お客様のニーズに応える効果あるクーポンを作ることなどに繋げることもできるので、アンケートとクーポンは相性抜群です。
リッチメニュー
通常であればトーク画面下部のキーボードエリアになっている部分に、様々なアイコンやアクションを設定できるのが「リッチメニュー」です。
これはかなり作り込まれたレベルの高い1例ですが、求人からアプリ誘導・クーポンへのアクセスまで1つのメニュー画面の中に綺麗に収まっています。
画像やレイアウトにも手の込んだ装飾が施されており、タップするだけで簡単にアクセスできるためユーザーにとっても非常に便利です。
ここまでのレベルのリッチメニューを作り上げるにはそれなりの時間と手間がかかってしまいますが、簡単なものでも様々なレイアウトで作成することができますのでぜひチャレンジしてみてください!
まとめ
今回はLINE公式アカウントの機能の一つ「クーポン機能」について詳しく見ていきました。
内容やレイアウトまで自由度が非常に高く、簡単なものであれば3分で誰でも作成できてしまうのでとにかくお勧めです!
リッチメニューやメッセージなど、その他の機能と組み合わせることでさらに集客効果を高めることもできますので、LINE公式アカウントを極めたい!という方にとってはまず初めにチャレンジしてるべき機能の1つですね!
]]>